診療報酬獲得に関する取り組み

 

経皮内視鏡的胃瘻造設術の診療報酬獲得に向けた活動を実施しております。


2019年8月現在、関連学会への働きかけと共に三重県保険医協会を通じて全国保険医協会に下記のような要望を提出しております。

 

<要求内容>

【手術】

経皮的胃壁腹壁固定術の診療報酬を新設すること。

【要求理由】

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)は術中及び術後の胃瘻形成期間及び胃瘻カテーテル交換時などに何らかの理由で胃壁と腹壁が離開しカテーテルが腹腔内に迷入した場合などには汎発性腹膜炎などの合併症を引き起こし、重篤な場合には死に至ることが報告されている。これを防止する有効な手段として、術前に胃壁と腹壁を縫合固定する経皮的胃壁腹壁固定術(以下「固定術」という)が行われるようになった。固定術実施後にPEGを施行することで術中・術後の安全性が向上することはもちろん、固定術を実施した場合、強固な胃瘻が形成できることが腹腔鏡所見などからも客観的に示唆されており、胃瘻カテーテル交換時の安全性の向上も期待できる。しかし、現在、固定術には診療報酬が認められておらず、コストを理由に固定術を実施しない施設が存在することが報告されている。PEGの安全性の向上の観点からも固定術の診療報酬の新設が望まれる。尚、固定術は腹腔鏡下手術、胃軸捻転に対する内視鏡的胃壁固定術、経皮内視鏡的十二指腸瘻・空腸瘻造設術、経皮内視鏡的盲腸瘻造設術、前腹壁腹膜透析(PD)カテーテル固定、経皮的胃嚢胞ドレナージ、膀胱瘻造設術等でも実施されており、その有用性が学術論文等で発表されている。こうしたことから経皮内視鏡的胃瘻造設術とは分離した「経皮的胃壁腹壁固定術」の診療報酬の新設が望まれる。

 

ぜひ皆さまのご協力をお願い致します。もしご所属の学会や研究会、又は地域の保険医協会等から診療報酬にに関する要望や意見収集が行われましたら、ぜひ経皮的胃壁腹壁固定法の要望をお願い致します。